中村順二 18歳 自宅にて

1971年12月31日 茨城県取手市に生まれる。
父・勝、母・宮子。
順二は、生まれつき染色体の数が多いダウン症による知的障害者でした。幼小児から色彩感覚に優れ、中学1年のごろから布や和紙をキャンバスに描き始めました。毎年、両親に連れられて国内外のスケッチ旅行に出かけ、クレヨン画、水彩画、墨絵など500点以上の優しく、心温まる絵を残し、1999年11月、27歳で夭逝しました。


  
1990年11月  千葉県柏市北柏「生光ギャラリー」にて、1回目の個展を開催
1993年1月  北陸朝日放送で石川県輪島市舳倉島を訪れたエピソード紹介
1994年11月  沼南町手賀の丘「ドングリの家」にて、2回目の個展を開催
1995年8月  千葉県我孫子市天王台の喫茶店「ふぁいる」にて、ミニ個展を開催
1996年  水資源開発公団にて、「利根川」を描いたオペラグラスを製作
1999年11月22日  逝去
2000年1月  柏市「国立がんセンター」東病院1Fギャラリーにて、遺作展を開催
2000年11月12日  NHKテレビ「小さな旅」心に刻む風景で那須三斗小屋温泉の旅と絵を紹介
2001年4月  柏市「柏インフォメーションセンター」でミニ作品展「春の風に乗って」を開催
2002年12月  中村順二自宅展「陽だまりの中で」を開催
2003年10月  画集「大空をキャンバスに」発行
2003年12月  中村順二美術館開館


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